こんにちは、小山内です。

先日、看護師を目指す学生様向けの接遇マナー研修に登壇いたしました。

接遇というと、患者様、利用者様に対して
気持ちの良い挨拶や身だしなみを整えることだと考える方が多いです。

もちろん、間違いではありませんが
接遇とは「対人関係において必要な技術」です。

患者様、利用者様はもちろん
職場の人とも良いコミュニケーションを築くことができる。
こうしたスキルを身に付けることも必要です。

今回の研修では、基本的なビジネスマナー、
印象管理(身だしなみ・表情トレーニング)、コミュニケーションとは何か、ケーススタディを用いて講演しました。

表情トレーニングでは、5段階の笑顔をトレーニング。
「無表情は相手を一番不安にさせる表情。
自分はそんなつもりはなくても、相手にマイナスな印象を与えしまう。」とお伝えしたところ、
ほとんどの学生の方が研修中もずっと口角を上げ、
頷きながら研修に参加していただきました😊

研修後の感想・質疑応答でも、たくさんの学生さんが
手を挙げて感想を言ってくださり、とても嬉しかったです!

「私の学年は『反応が薄い学年』と先生から言われていたが、今日その意味が分かった。今日から、自分がどんな表情をしているか意識をしたい。」という感想もありました。

表情は相手にあたれる印象で、とても大きな割合を占めます。自分では意図せず、相手が不安に思う印象を与えている場合があるので、自分がどんな表情をしているのか意識することが大切です。

反応しなさい、良い表情をしなさい、だけだと
どのように改善したらいいか見えてきません。

具体的に示すことで、自分がするべき行動が見えてきます。

最後はみなさん、口角も上がったとても素敵な笑顔で
研修を終えることができました!!